お祖母ちゃん、夢に出てきてくれてありがとう！

お祖母ちゃんへ

お祖母ちゃん、いかがお過ごしですか。
2月になるといつも鮮明に思い出されることがあります。息子は受験した学校が次々と不合格になり、残るはあと一校だけとなっていた時です。私も息子も気持ちが落ち込んでいて、正直、もう半分諦めかけていました。それでも、最後の一校になんとか希望を託し、息子も頑張っていました。

翌日に三校目の受験を迎えていたその夜のことです。息子が緊張と不安でなかなか眠れないでいるのだろうと思うと、私も眠れずに一晩中悶々としていました。そして、明け方一瞬、眠りに落ちました。その時です。お祖母ちゃんが私の夢の中に出てきてくれたのです。お祖母ちゃんが天国に旅立ってから随分と年月が経っていましたので、久しぶりに会えたことで、とても懐かしい気持ちでした。お祖母ちゃんはニコニコしながら、こう言いましたよね。「大丈夫、大丈夫。」そして、踊りながら「どじょっこふなっこ」の歌を歌い始めたのですよ。「 はるになれば しがこもとけてどじょっこだの ふなっこだのよるがあけたと おもうべな」…と。

そして目が覚めました。私は緊張がほどけ、なんだか気持ちが楽になっていたのです。幸せな夢をみせてもらったと感じました。お祖母ちゃんの「大丈夫」という一言で、きっと今日はうまくいくような気がしたです。あるいは、だめでも、どうってことないなとまで思えたのでした。そういうわけで、私は、とても明るい気持ちで息子を送り出すことができました。息子にもそれが伝わったのか、それほど不安な様子もなく、元気に受験校に向かいました。そして、三校目は運よく合格でたのです。

私はお祖母ちゃんのお蔭だと確信しています。お祖母ちゃん、あの時は、ほんとうにありがとうございまし。この出来事はいつも私の心のうちにあり、いつも鮮明に思い出され、お祖母ちゃんへの感謝の気持ちを忘れたことはありません。そして、このように言葉に出して、改めて感謝の気持ちを表す機会に恵まれたことにも、とても感謝しています。ありがとうございます。息子が今、こうして頑張っていられるのもお祖母ちゃんのお蔭です。これからもお祖母ちゃんのことは、ずっと私の心の中に留まり、感謝の気持ちを忘れることはありません。お祖母ちゃんも、どうか天国でお幸せに。そのことを日々祈っています。ほんとうに、ありがとう！

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