感謝が感謝を呼ぶ、心の作用・反作用の法則

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感謝が感謝を呼ぶ、心の作用・反作用の法則

学校の理科や物理の時間で習った「作用・反作用の法則」、覚えていますか?押すと押し返され、引っ張ると引っ張り返される、全体として力がつりあっているという法則です。お互いが「呼応している」ともいえるかもしれません。これは、人間関係でも当てはまる法則です。

今回は、「ありがとう」という感謝の気持ちが「ありがとう」を呼ぶ、心の作用・反作用のお話をご紹介します。

作用・反作用で、相手の心はあなたが作る

人間関係で作用・反作用を考えるとき、少しイメージしてみてください。道で向かいから歩いてくる見ず知らずの人をじーっと睨んだ場合。おそらく、相手から睨み返されると思います。

睨むのはちょっと極端な例なので、実際にはやらない方がいいですが、対人関係でも「他人は自分を映す鏡」というようないわれ方をしますよね。優しくされれば、その人に優しくしたくなる、嫌われると、その人のことが嫌いになる、などです。

古代にさかのぼると、イエス・キリストも「許す者は許される。許さない者は許されない。裁く者は裁かれる。裁かない者は裁かれない。」と弟子達に説いていたといわれています。

つまり、この法則に従うと「感謝すれば感謝される」「ありがとうには、ありがとうが返ってくる」ということにも繋がります。 

相手があなたの「心の内側」を映し出す

「作用・反作用の法則」、「他人は自分を映し出す鏡」と言っても、日常生活ではシンプルに結果が分かることばかりではないかもしれません。笑顔でこちらから挨拶をしたのに無視された、いつも通りレジに並んでいたら横入りされた等、好ましくない出来事が起きることもありますよね。

ただ、そのときにあなたがもつ「感情」は、相手という鏡を通して自分自身が作っていると言えます。

例えば、「笑顔で挨拶したのに無視された」とき。

  • A)ショック、無視された…私、嫌われているのかな。
  • B)挨拶を返さないなんて、なんて失礼な人なんだろう。
  • C)声が聞こえなかったのかな、今度はもっと大きな声で挨拶してみよう。
  • D)あんまり挨拶する習慣のない人なのかな、まあいっか。

同じ出来事でも、人によって全く捉え方が違ってきます。この捉え方の違いで、自分を責めたり、相手を責めたり、反面教師にしたり、自分の行動改善に繋げたり、気にしなかったり…自分がもつ感情も、その後の行動も全く変わってきます。

「他人は自分を映し出す鏡」は、自分自身の「内面を映し出す鏡」という意味でもあります。自分に自信がなかったり、認められていなかったりすると、心の余裕のなさから少しのことで傷ついたり、相手を攻撃したりしてしまいます。

欲しいものは、全て周りから与えられるもの

「お金持ちになりたい」「モテたい」…多くの人が望む、お金、地位、名声、名誉など。これらは自分で手でつかみとる!といったイメージでとられがちです。

でも、よく考えてみると、すべて「人から与えられるもの」であることに気づくはず。お金は、誰かからあなたに払われるもの。愛も、地位も、誰かがあなたを認めることによって得られるものです。

「もっと◯◯があれば」「もっと◯◯だったら」・・・足りないもの探しをして不満を言ったり、何かで埋めようとするのではなく、まずは自分が充分に満たされていると感じること。

今、自分にあるものに目を向けて感謝をし、自分は満たされていて幸せだから、他人に対して貢献しよう!と、行動すること。相手に与えることができるようになってはじめて、自然なカタチでさらなる幸せが入ってくることになります。

今を認め、感謝をし、相手に与えることが理想の状態を手に入れる一番の近道になります。

人に与えることが幸せをつくる

例えば車を運転しているとき。列に並んでいるとき。自分自身が急いでいるときに人に先を譲ることは難しいですよね。でも、人に譲ったことによって、逆に自分の心にゆとりができた経験はないでしょうか?ゆとりはなかったはずだけど、人に与えたことであなた自身が満たされた経験はないでしょうか?

また、人に何かを与えたことによって、心が満たされたり、具体的なモノとして返ってきた経験がある方もいるかもしれません。

会社という組織においても、大きな会社や利益を上げている会社ほど、自社の利益を追求するだけでなく、CSR(企業の社会的責任)として、社会貢献活動や、寄付をおこなっています。国のレベルで考えた時も、さまざまな国が国際支援活動に力を入れています。

あなたの周りのステキな人、幸せそうな人を思い浮かべてみても、「与えている人」が多いのではないでしょうか。

感謝とありがとうのハッピーサイクルを作ろう!

「感謝」の気持ちをもち、たくさんの「ありがとう」を伝えることで、あなたの周りで大きなハッピーサイクルを作ることができます。

  1. 自分を認め、今あるものに感謝をして、満たされれる
  2. 満たされることで気持ちにゆとりができる
  3. ゆとりができることで、周りに与えることができる
  4. 周りに与えたものが、自然と自分に返ってくる
  5. さらに自分を認め、満たされ、感謝できる

という、良い循環が起きるようになります。

お互いの気持ちが「呼応する」、心の作用・反作用は今の「自分を認めること」が出発点。1)2)がどうしてもできない時は、3)の「与えること」からスタートすることもひとつの方法です。ただし、その場合は見返りを求めないことがポイントです。

ぜひ「自分を認め、今あるものに感謝する」ことを大切にして、ハッピーサイクルで大きな幸せを作ってくださいね。

ライター
タリー
大学卒業後、大手証券会社、広告会社、IT会社に勤務し、営業、企画、制作、新規事業立ち上げなど幅広い業務を担う。人が本来のパフォーマンスを発揮するために必要な心のあり方、脳の使い方を学び、実践。2016年にフリーランスとなり、研修講師、ライター、カウンセラーとして活動を開始。人が幸せに生きて働くためのサポートをおこなう。
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