みんなを等しく愛してくれてありがとう

ノリおばあちゃんへ

本当だったら元気なうちに伝えたかったけど、ノリおばあちゃんが亡くなったのを機に改めておばあちゃんの愛を感じ、私も愛おしいと思う気持ちが強くなりました。

今からでも伝わることを祈って、私の気持ちを書くね。

おばあちゃんにとって私は、7人目の孫。お盆やお正月に会った時はとても可愛がってくれたけど、「たくさんいる孫の1人」という程度に思われてるんだろうなと思っていたよ。

でも、おばあちゃんが亡くなって部屋の整理を手伝っていて出てきたアルバムを見て、そうじゃなかったんだと胸が熱くなりました。

「ゆうな生後3日、笑くぼが見えた」「ゆうな3歳の誕生日、手編みの帽子で自慢気」「ゆうな大学入学、初めてのスーツ」…
赤ちゃんの時から大きくなるまで、孫1人1人のアルバムに思い出や願いと一緒に写真を貼ってくれていたんだね。

私が肺炎になった時、脚が悪いのに遠くの神社のお守りを買ってかけつけてくれたこと、一人暮らしを始めた時に食べきれないほどのお米や野菜を送ってくれたこと。ページをめくるごとに、忘れていたおばあちゃんのたくさん愛情を思い出したよ。

反抗期であまり合わなかった時も、口げんかをした時もあったけど、私たち孫を等しく目一杯愛してくれて、ありがとう。私に子供ができたら、孫ができたら、おばあちゃんのようにたくさんの愛情を注ぎたいと思っているよ。

遅くなってしまったけど、私からの感謝と愛がおばあちゃんに届きますように。

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