自慢の眉毛

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おばあちゃんへ

おばあちゃん。私はおばあちゃんが大好きです。
いつもニコニコしていて、どんな人にでも優しくて、
どんな所にいても応援してくれる、
そんな愛に溢れたあなたが本当に大好きです。

私はもともと顔に自信がありませんでした。
特に気にしたこともなかったのですが
それでも自分の見た目には本当に自信がありませんでした。

小さい時は、大きくなったらお化粧する事が
待ち遠しくて仕方がなかったです。
見た目に関して褒められた事もなかったので
自分はやはり他の女の子たちと比べて
可愛くはないんだなとずっと小さい時は思っていました。

しかし私は小学2年生の時、おばあちゃんが
「あなたの眉毛、本当に綺麗な形してるね。素敵だよ」
って言ってくれました。
なんでかわかりませんが、その言葉がとっても嬉しかったのを
覚えています。テストで100点取って先生や親に褒められるよりも
はるかに嬉しかったんです。多分、初めて「綺麗」って言われたからです。

女の子はやっぱり綺麗でいたいですよね。
綺麗とか可愛いとか言われたいものなのです。
だからかもしれませんが、そのおばあちゃんの言葉が
とても嬉しくて、すごくその言葉を聞いてから
自分に自信がつき始めました。
私はとっても単純な人なのかもしれません。
しかし、その時に思ったのが
みんなに綺麗って思われなくても
大切な人に綺麗って思われるだけで十分だなって。

私の眉毛、すごく綺麗なんです。
だって大好きなおばあちゃんが綺麗って言ってくれたのですから。
今私は20代ですが、一回も眉毛の形を変えた事がありません。
こんな綺麗な眉毛、一生変えません。

おばあちゃん、自信をつけてくれてありがとう。
そのままで生きる事が、大切な人のことを思う事が
自分の自信、そして幸せに繋がるんだってことを教えてくれて
本当にありがとうございます。

そんなおばあちゃんも、綺麗だよ。

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