少しの工夫で10倍届く!感謝の気持ちの伝え方

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感謝の気持ちの伝え方

お世話になった人や親切にしてれた人に対して、感謝の思いを伝えたい時。また、家族、友人、職場の人など、身近な人に対して日常的に使う「ありがとう」の言葉も。面と向かって「ありがとう」と言うのが照れくさいこともありますが、せっかく感謝やお礼の気持ちを伝えるのなら、相手の心に響くように届けたいですよね。

今回は「ありがとう」の言葉を、より深く相手の心に届くように伝えるコツをお伝えします。

「ありがとう」+非言語情報

以前、『人は見た目が9割』という本が話題になりました。インパクトあるタイトルで、大ベストセラーになりましたが、ここでいう「見た目」とは、イケメンや美人という意味ではなく、その人がもつ言葉以外の情報、つまり「非言語情報」の大切さでした。

この本の根拠にもなっているのが、アメリカの心理学者メラビアンが唱えた「メラビアンの法則」というものです。人の行動が相手にどのような影響を及ぼすかという実験で、以下の結果が出ています。

  • 1位:視覚情報(見た目・表情・動作など)…55%
  • 2位:聴覚情報(口調や話の早さなど)…38%
  • 3位:言語情報(話の内容)…7%

つまり、相手に「ありがとう」と伝える時も、「ありがとう」の言葉そのものから伝わる情報はたったの7%しかないということです。きちんと目を見て、相手に向き合って、笑顔で心を込めて伝えることで、相手へ届く思いが何倍にも大きくなります。

特に、日常的に使う「ありがとう」の言葉ほど、「目を見て」「笑顔で」伝えることを心がけたいですね。

「ありがとう」+具体的に

人から感謝をされれば、誰もが嬉しい気持ちになりますが、その感謝の言葉が具体的であるほうが、より嬉しい気持ちが伝わります。

相手の「何に対して」感謝をし、あなたが「どのような気持ち」になったのかということを具体的に言葉にすること。それによって、うわべだけの「ありがとう」でなく、本当に感謝をしているという気持ちが説得力をもって相手に伝わります。

例えば、食事に行くお店を予約してもらったときは、

「このあたりのお店を全然知らないから、素敵なお店を予約してくれて嬉しい!忙しい中、ありがとうね。」

と伝えます。また、荷物を持ってもらったときは、

「重たくて困っていたから、タクシー呼ぼうか迷っていて。手伝ってもらえたおかげで無事に家にたどり着けて助かったよ。ありがとう!」

と伝えると感謝の気持ちが伝わりやすくなります。

ぜひ日頃から「ありがとう」の言葉とともに、具体的に「何に対してどう感謝しているか」伝えることを実践してみてください。慣れないうちは難しいかもしれませんが、続けることで自然と言葉が出てくるようになり、相手の反応も変わってきますよ。

「ありがとう」+1分以内

行動科学では、ある行動をした1分以内に報酬があると、その行動を繰り返しやすくなると言われています。例えば、子どもが好ましい行動をした後、仕事で部下が好ましい行動をした後など。1分以内に褒めることでやる気が上がり、その行動を繰り返しやすくなるとされています。

「ありがとう」の気持ちを伝える際も、できるだけ早く伝えることで、相手のやる気を上げることができます。1分以内、というのは目安時間なので、早ければ早いほどOK。

自分自身への見返りとして、また嬉しいことをしてもらえる、という可能性も期待できますし、それ以上に相手の気持ちのアツイうちに感謝の思いを届けるために。ぜひ、行動の後「スグに」伝えることを実践してみてください。

「ありがとう」+2回以上

人に親切なことをしてもらった時、できるだけ早いタイミングで「ありがとう」を伝えるのはもちろんのこと。できれば、時間や日にちを置いてから、改めて「ありがとう」を伝えることで、より相手に感謝の気持ちが伝わります。

なぜなら、親切なことをしてもらった側、してあげた側で、気持ちのピークが異なるためです。

親切なことをしてもらった側の感謝の気持ちのピークは感謝行動の直後なのに対して、親切なことをしてあげた側は時間の経過とともに「あのとき◯◯をしてあげた」という気持ちが強くなる傾向があります。

何回言ってもしつこくなることはないので、行動の直後だけでなく、その日の別れ際、次に顔を合わせたタイミングに「あのときはありがとう!」など。繰り返し感謝の気持ちを伝えていってくださいね。

たくさんの感謝を届けるために

家族や友人など、特に近い存在であるほど「ありがとう」と言わなくても、何となく伝わっているだろう、と思ってしまいがちです。ですが、まずは言葉にして「ありがとう」を相手に伝えることが大切です。その上で、より深く伝えるための方法を実践して、相手に感謝の気持ちを届けられるといいですね。

人は誰でも、相手に対して貢献したい、感謝されたいという気持ちをもっています。親切にされたとき、嬉しいとき、相手に感謝の気持ちをしっかり伝えることで、よりよい人間関係を築くことができるはずですよ。

ライター
タリー
大学卒業後、大手証券会社、広告会社、IT会社に勤務し、営業、企画、制作、新規事業立ち上げなど幅広い業務を担う。人が本来のパフォーマンスを発揮するために必要な心のあり方、脳の使い方を学び、実践。2016年にフリーランスとなり、研修講師、ライター、カウンセラーとして活動を開始。人が幸せに生きて働くためのサポートをおこなう。
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