- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2018.09.03
私に寄り添ってくれてありがとう
コミケ
親友へ
高校生の時の事を、時々思い出します。
大好きだった人に別れを告げられて、雨がしとしと降っていたあの朝、正門の前で泣き出してしまった私。ボーイフレンドは、「恥ずかしいから、泣かんとって」と。高校生の彼も、どうしていいかわからなかったのだと思います。
みんな遅刻しないように、バタバタ駆け込んでいましたが、私は涙が止まらず、立ち尽くしたまま。学校が別だったボーイフレンドが「じゃあ、今までありがとう」と去って行きました。
私はしばらく自転車置き場で、一人で泣いてましたが、何とか教室にたどり着いて、「気分が悪かったので、遅れました」と先生に伝えると、年配の数学の先生も、何も言わずに「座りなさい」と。何時もは厳しいのに、あの時の先生は優しかったです。
チャイムが鳴って、1時間目が終わったら、私は親友とこっそり教室を抜け出して、ボーイフレンドと別れたことを話しました。2時間目は、空いていた教室に入り込み、授業をさぼって、ずっと私の話を聞いてくれた友人。クラスの人も、担任の先生も、誰も私達を探さず、そっとしておいてくれたことを覚えています。
あれから、30年以上経ちます。あの時話を聞いてくれた友人は今もずっと仲良し。あの時、私の気持ちに寄り添ってくれて、ありがとう。いつも感謝しています。
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