分かれば納得&効果を実感!今スグできる「引き寄せの法則」

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今スグできる「引き寄せの法則」

良いことを思えば良いことを、悪いことを思えば悪いことを引き寄せる…といった「引き寄せの法則」。何となくあやしい、胡散くさいと思われる方もいるかもしれません。

実は、この「引き寄せの法則」、脳のしくみの観点からしっかり説明できることが分かっています。今回は、「感謝あつめ」をおこなうことでカンタンにできる「引き寄せの法則」について、お伝えしていきます。

興味のあるものだけを拾う、脳のしくみ「RAS」

もし、ここで、「サザエさんの絵を描いてください」と言われたとします。今までに何度も見たことがあるはずですが、上手く描けますか?この後に、絵を描くつもりで、サザエさんを10秒だけ観察したとします。絵を描くつもりで観察した後であれば、サザエさんをスムーズに描けるのではないでしょうか。

例えば、あなたが車を買ったとします。その後に、街で自分と同じ車をやたら見かけたりしませんでしたか?子どものランドセルを買うタイミングが近くなったら、街で他の子どもが背負っているランドセルの色や形が気になりだした経験、ありませんか?

人間の脳は一秒間で数百万ビットの情報を五感を通して受け取りますが、そのうち意識として認識できるのは20~40ビットといわれています。

人間が生きていく中で、すべての情報を拾ってしまったら処理しきれずに疲れてします。そのため、生きていくための脳のしくみとして、「必要だと判断された情報」だけを拾うようにできています。これを、RAS(Reticular Activating System・網様体賦活系)といいます。

「現実」と思っているものしか認識しない「スコトーマ」の原理

もしあなたが過去の経験を通して、「世の中は嫌な人ばかりだ」という意識で生きていたとします。そうすると、これ以上嫌な目にあうものかと思って、人の悪い部分に対するアンテナがとても高くなります。実際に人の悪い部分や嫌な部分が目につくようになり、世の中には「嫌な人」が、やたら多く、目立つように意識されます。

逆にあなたが過去の経験を通して、「世の中は良い人ばかりだ」という意識で生きていたとします。そうすると、人の良い部分をみつけるアンテナが高くなり、良い部分が多く見えるようになり、周りに「良い人」がたくさん現れてくるようになります。

仮に、「世の中は嫌な人ばかりだ」と意識して生きていたとしても、今まで出会ってきた中で良い人もいたはずです。でも、良いことに目を向けられるアンテナがないと、自分の周りにあるはずの「良い人」「良いこと」に気づくことができないのです。これを心理学の言葉で「スコトーマ(盲点)」といいます。

今起きている「現実」を「現実」として判断しているのは、自分自身のフィルターを通した、あなたの「意識」が決めているのです。もちろん、良いことに意識をおけた方が良いのですが、人間の意識は「長年の経験で培われたきたこと」を「現実」として認識してしまう傾向があります。

そこで、あなたの周りで良いことがいっぱい起きるようにできる方法をご紹介します。

今スグできる!カンタン「感謝あつめ」

あなたの周りで良い引き寄せを起こすカンタンな方法。それは、「感謝あつめ」をすることです。

毎晩寝る前に、「感謝できること」を紙に書き出します。今日あった特別な出来事があればもちろんのこと、日頃当たり前と思っているような些細なことも含めて全部書き出してみてください。

「家族が今日も一日元気であること」「美味しいご飯が食べられること」「あたたかい布団で眠れること」…この記事を読むことができる「目があること」「呼吸ができること」なども、感謝できることです。

日中の生活でも、感謝を感じることがあったらその場で写真を撮ったり、メモしたり。寝る前に、自分が記録したものを見ながら、感謝の気持ちを思い出してもよいでしょう。さらに、週に1回など自分が書いた「感謝」を見直す時間を作り、あなたの心を感謝で満たしてあげてください。

また、自分以外の人が書いた「感謝の文章」を読むことも効果的です。他の人の感謝の文章を読むことで、あたたかい気持ちになるのはもちろんのこと。相手に喜んでもらうためにできる行動のヒントになったり、相手の立場にたつことができるようになるます。

→みんなが書いた「感謝の文章」を見てみる

こうして、日頃から「感謝あつめ」の生活をしていると、自分のまわりの良いことをみつけるアンテナが高くなり、自然とたくさんの良いことが引き寄せられるようになります。

1日2日では分かりにくいかもしれませんが、まずは1週間、続けて見てください。続けることで、見えるもの、聞こえるもの、感じるもの…確実に変化を感じられます。

「引き寄せの法則」でハッピーサイクルをつくる!

「類は友を呼ぶ」「笑う門には福来たる」「泣きっ面に蜂」など・・・昔からある言葉にも、「引き寄せの法則」と同じ意味のものがたくさんあります。言葉がちがうだけで、昔も今も「引き寄せ」が信じられて、伝えられてきました。

脳が必要だと判断した情報だけを拾っているという「RAS」の機能。そして、それによって「スコトーマ(盲点)」が生まれるということ。これを知って、「感謝あつめ」をおこない、自分の意識をコントロールできれば、毎日の生活が360度どこを見渡しても、感謝できること、良いことや楽しいことばかりになってきます。

仮に嫌なことや困ったことがあったとしても、解決策となることを見つけるアンテナが高くなっているので、ゴール達成に向けて最短距離で向かうことができます。

ぜひ毎日の「感謝あつめ」をおこなうことで、あなたの生活とあなたの周りが良いことで溢れる、ハッピーサイクル作ってくださいね。

ライター
タリー
大学卒業後、大手証券会社、広告会社、IT会社に勤務し、営業、企画、制作、新規事業立ち上げなど幅広い業務を担う。人が本来のパフォーマンスを発揮するために必要な心のあり方、脳の使い方を学び、実践。2016年にフリーランスとなり、研修講師、ライター、カウンセラーとして活動を開始。人が幸せに生きて働くためのサポートをおこなう。
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