頑張る気持ちを思い出しました

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息子へ

早生まれだからかな。
なんでもゆっくりな息子です。
でも、「私の息子だからしょうがないよね」「だんだんと成長するよね」とのんびり構えていました。

ただ、そんな私の見守りは間違っていたようです。
中学生になり、人と競争する機会が多くなりました。
部活でレギュラーになりたい。
あの子よりも成績がよくなりたい。
意欲を口にして努力を続ける息子に対して、「十分に頑張ってるじゃない」「これだけできれば上出来」という言葉を繰り返していた私です。

一方、私自身は更年期に突入して、全てがなんとなく上手くいかないことに諦めを感じていました。
あるとき、パートの面接が上手くいかなかったと息子に愚痴を言ったら、「もっと条件のいいところにチャレンジしたらいいじゃない。どうでもいいパートの仕事にさえも就けないって思うから余計に凹むんだよ」と。

確かに、そうなんです。
そこで心機一転、正社員に就くための就活をスタートさせました。
履歴書の書き方も工夫して、面接対策のハウツー本も読みました。
ハローワークで「コレ!」という企業を探し当て、面接すること8件目。
ようやく正社員の座を射止めたのです。

そして息子から、「頑張ったね」というお褒めの言葉。
いやいや、あなたのお蔭で母は頑張れました。
これからは母も「あなたはもっとできるはず」というエールをどんどん発信するからね。

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