本当に楽しかった、戻りたいよ

高校の時の部活の後輩へ

高校の時の陸上部の後輩達へ。
本当にありがとう。
私は君たちの先輩で入れた事が本当に幸せです。
高校2年の時に、同級生の部員が私だけで、後輩はあなた達4人だけでしたね。
本当に頼りない先輩で、気持ちも弱いし、記録も弱いし、本当にどうしようもないダメな人間でした。
3年生になり、新しい一年生が入ってきたとき、みんなが後輩達を指導している姿を見て本当に感動しました。
親とかじゃないですが、とにかく感動したのを覚えています。
高校生活最後の体育祭、私達陸上部の力を見せる最初で最後の行事。
みんな輝いていました。
私も輝いていたのでしょうか。
みんなが凄いと沢山褒めてくれたので、きっと輝いていたのでしょうか。
後輩のみんなは3年生の先輩が私しかいないのに、本当に文句も言わずついてきてくれました。リレーメンバー、短距離メンバー、更には関係のない長距離メンバーの後輩もみんな本当に仲良しです。
今でも鮮明に覚えているのは、県大会の私学祭の決勝に私がギリギリで残り、100mのスタートラインに立ったあの瞬間の出来事です。
周りはみんな有名校、全国大会に出るようなトップ選手、私だけが無名選手で周りはみん
なそういった選手。
正直心がいつ折れてもおかしくない状況でした。そんなとき、私のレーン紹介が来ます。
〇〇センパーイ！！！という声。
間違いなくどこの高校よりも一番大きな応援でした。強豪校にも負けないその応援を聞いた時私は鳥肌が止まりませんでした。
生きていて良かった、陸上をやっていてよかった。本当にそう思えた瞬間です。
ありがとう今でも会いたいです。
連絡取り合うの忘れていた私がバカでした、また馬鹿話したいです。

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