口数の少ない兄へ、ありがとう。

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兄へ

小さい頃は、女の子がするような遊びではなく、
男の子がするような遊びを、兄の真似をして過ごしていました。
思春期に入ってからは、兄とも会話がなく、何かと喧嘩していました。
大人になってからも、兄とどんな風に会話をしていいか分からず、会っても数秒で終わってしまうような会話でした。
私は、きっと兄に嫌われているんだと思って過ごしてきました。
そんなある日、私は旦那と久しぶりに実家に帰った時、旦那と兄が何か話している様子でした。そして帰り道に、旦那に兄と何を話していたのか聞いてみました。
すると旦那は、本当にいいお兄さんを持ったねと言いました。
兄は、ずっと私の事を心配してくれていました。
妹が迷惑かけてたりしたら、ごめんねなどと言っていたようでした。
私は、ずっと嫌われていたんだと、私の事に興味なんてないだろうと思っていたので、その話を聞いて涙が溢れました。
どんなに仲が悪くても、兄弟は兄弟でいてくれてたんだと。
口数も少なく、何を考えているか読み取れない兄ではありましたが、私の知らない所で、心配してくれていたことにありがとう。
これからも、世話の焼ける妹ですが、宜しくお願いします。

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