いつも私の味方でいてくれてありがとう

お母さんへ

お母さん、私が生まれてから今日まで、常に私の味方でいてくれて本当にありがとう！私が何か失敗してしまったとき、落ち込んだとき、人に迷惑をかけてしまったとき、お母さんはいつだって私の味方でした。お母さんの愛情を片時も忘れることなく、ここまで成長することができました。

お父さんは、厳しい人でしたね。特に私がまだ小学生や中学生のころ、第一子ということもあってかお父さんの私にかける期待感は非常に大きかったと今でも記憶しています。学校での生活はもとより、少年野球などの課外活動に至るまで、すべてお父さんの期待感を感じながら行動していました。学校での成績が悪かった場合や野球でミスしたときもお父さんから怒られてしまいました。そんな時、一人で落ち込んでいる私のもとにそっと近づいて、お母さんは「大丈夫だよ、今度頑張ればいいじゃん」と優しい声を掛けてくれましたね。物静かに包み込むように話しかけてくれるお母さんに抱きついて甘えたかったけれど「オレは男だ」という変なプライドが邪魔をしてそうできませんでした。

大学生のころ、私が車を運転して人身事故を起こしてしまった時も、私を頭ごなしに叱ったりせずに、原因をじっくりと聞いてから被害者に誠意を見せることの大切さを説いてくれました。一緒に被害者宅まで謝罪に出向いてくれ、私より深く何度も何度も頭を下げるお母さんに、私は自然と涙があふれてしまいました。

社会人となって私も家庭を持ち、お母さんとは一緒に暮らしていませんが、いつも遠くからお母さんに感謝していますよ。今の私があるのはお母さんのおかげなのですから。私が子供に無償の大きな愛を注げるのも、お母さんが愛情をもって私を育て上げてくれたからです。

お母さん、ありがとう！いつまでも元気に長生きしてくださいね！

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