先生の一言で心が軽くなりました

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中学校の時の担任の先生へ

中学生のときに、友達とうまくいかずにいじめられたり、クラスでも浮いている存在でした。
親にはこんな子供で申し訳ないという気持ちが強くて、さらにいじめられていることが恥ずかしかったので相談することはできませんでした。
毎日、平気な顔をしながらもいつも学校に行くのが嫌で、教室ではビクビクした心を抱えていました。

中学2年生の時の担任は、親との懇談会で何か友達と問題でもあるのかと、堂々と親の前で質問するような無神経な人でした。そのため先生には期待をしていませんでしたが、中3の担任は、何か相談したいことはないかと尋ねてはこないのに、ちゃんと見守ってくれるようなところがありました。
そしてクラスの中で何となく浮いていた自分を、みんなの前で下の名前で呼んでくれたとき、それだけで自分の存在が教室にあると認められたような不思議な気持ちになりました。
下の名前で呼ばれるということに対して、とても親しみがこもっていると感じるほど、自分は追い詰められていたのかもしれません。
しかし下の名前で呼ばれたことですごく救われましたし、おかげで卒業するまでは、それから心が軽くなり、学校に行くことにストレスを以前ほど感じなくなりました。

学生の時は社会が狭いので閉鎖的になりますから、やはり教師の役割はとても大きいと思います。

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