家事をしてくれてありがとう

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父親

私は、双極性障害という病気で会社を休職中です。医者の診断によると、私が双極性障害になった理由が、妻であることがわかりました。そのため、医師の指示により休職中は実家で過ごすことになったのです。そんなときでした、母が亡くなったのは。父親は失意の中、呆然としている毎日でしたが、私が休職中であるため、私のために食事を作ってくれました。

休職中のため、私は無収入となってしまったため、フリーランスとしてライティングの仕事をして生活費を稼いでいたのですが、そんな私の様子を見て父親は部屋の掃除や食事作り、洗濯などの家事を全面的に引き受けてくれたので、私は仕事に集中できとても助かりました。

一緒に暮らしていて、3カ月ほど立ったときでしょうか、父親に胃がんという診断が出て、緊急入院してしまったのです。一時期は、生死に関わる状態になったのですが、緊急手術のおかげで、何とか命を取り止めました。そのときには、父親に対して生きていてありがとうという気持ちになりました。私は、毎日のように見舞いに出かけて差し入れなどをする期間が2カ月ほど続きましたが、ようやく退院の日を迎えました。

長い入院生活で体力が衰えていたのですが、退院後3日後くらいから、再び家事をし始めたのです。体が辛いのに家事をしてくれている父親に改めて感謝の気持ちが湧きました。

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