- 14 ペットへのありがとう
- 2019.10.08
君のおかげで今僕は生きている
めんたいこ
むさしへ
友達もおらず、親からも見放されていた時に僕は君と出会うことができました。
近所のペットセンターに捨てられていた子犬の君は当時小学生だった僕から
みてもとても小さく、とても可愛らしく見えた。そのためか多くの人が
君を求めていたね。くじ引きをして僕が君の飼い主になれたときとてもとても
嬉しかった。それからは毎日のように散歩もいったね。お腹が空かないのか、
ご飯を食べない時も僕が手のひらにご飯を乗せたら全部食べてくれたね。
学校から家に帰ってきたときは嬉しそうにしっぽがちぎれるくらいに振って
ずっと吠えたね。君もイライラしたことくらいあるだろうに引っかいたり、
噛んだりすることは一度もなかったね。とっても優しい子だったってことが
今になってようやくわかったよ。そんな君と過ごす日々は本当に幸せだった。
誰とも会話もしないし遊ばなかった僕は君と過ごす時間だけが温かかった。
外で飼っていたけど、君が具合い悪くしたときには家に入れて一緒に寝たね。
でも僕だけ寝てて君はずっと起きていたみたいだった。なのに動くことなく
ずっと僕の腕の中で、僕が起きるまで待っていてくれたよね。
君がいなくなってからもう10年近く経つだろう。10年の日々の中で
君を忘れたことは一日もない。お酒を飲んでるときに思い出すと今ですら
涙が出る。そのくらい強烈な存在だった。
今日まで僕が生きてこれたのは君のおかげ。君との温かい時間が
僕を今日まで生かしてくれた。一生懸命生きるから、そしたら来世も
また会いたい。ありがとう。ありがとうでは言い尽くせないくらいのありがとうを改めて送らせてください。
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