- 13 その他のありがとう
- 2018.06.12
厳しく叱ってくれてありがとう
さあや
ゆきおばちゃんへ
小さい頃から私たち姉妹のことを何かと気にかけてくれていたおばちゃん。
母は病気がちで父は仕事に家事にと忙しく、2人とも私たちに厳しく叱ったりすることはほとんどなかった気がします。今思えば、私たちに申し訳ないとか可哀想という気持ちがあったからなのかもしれないね。
大きな悪さをすることもなく、親から怒鳴られるようなこともなかった私たちにとって、ゆきおばちゃんは唯一私たちを叱ってくる大人でした。
正直、当時は「どうしてそんなに怒るんだろう」「お父さんもお母さんも、何も言わないのに…」と不満に思ったり、単に怒りっぽい人なんだと思ったりしていた気がするよ。
でも、今になって考えると、おばちゃんに叱られた経験は、私にとってすごく大事なものだったんだと思う。
アルバイトを始めて、大学を出てからは会社に就職して。社会に出ると、「まぁいいか」「知らないなら仕方ないか」が通用しないことばかり。
上司やお客さんから、時には正論で、時には理不尽に怒鳴られることも何度もありました。そんな時、おばちゃんに叱られた経験が、「私のことを思って言ってくれてるんだ」「次に活かさないと」と前向きに考える活力になってくれたよ。
自分の子供じゃない子を叱るって、大変だし気力もいることだと思う。それでも、私たち姉妹のことを思ってちゃんと叱ってくれて、本当にありがとう。もう大人になったけど、おばちゃんの期待に応えられるように頑張りたいと思ってるよ。
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