思いやりにありがとう

息子たちへ

40代を迎えて、急に体調が優れない日が多くなりました。

だるくてやる気が出なかったり、めまいでぐったりしたり、胃のあたりがスッキリせず疲れやすかったりなど本当にさんざんです。

検診などでも異常は見つからず、お医者さんによると運動不足や年齢的な自律神経の不調ということでした。

まだ低学年の息子たちは私に一緒に遊んでもらいたがるのですが、こういう日は息子たちの期待するような遊びをしてあげることができません。

ガッカリする息子たちに申し訳ない気持ちでいっぱいになったり、反対にイライラしたりしてしまったり……そんな自分を情けなく感じていました。

そんなある朝、ひどいめまいにおそわれました。
なんとか家族の朝食を用意した私は、そのままリビングのソファに横になって休んでいました。

すると起きてきた息子たちが「どうしたの？」「大丈夫？」と心配し、寝室から毛布を持ってきてかけてくれたのです。

さらにいつもはガミガミ言わないと朝のしたくをなかなかしない息子たちが、私に頼らずせっせと身支度をしているではありませんか。

その姿から子供の成長をひしひしと感じました。そしてなにより、私を休ませようという優しい気持ちに心を打たれました。
息子たちの思いやりに「ありがとう」を言いたいです。

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