私の大切な娘ゆめへ

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ゆめへ

ママは23歳の時、東北岩手から東京へ上京し、そこでパパと運命的な出会いをして結婚をしました。
ゆめがママのお腹に来てくれた時自然の中で育ってほしいと考えパパの故郷、九州の佐賀へ引越しを決意したんだ。
決意したは良いものの、ママはとても不安だったよ。
九州なんて行ったことがない。言葉は通じるかな?水は合うかな?九州に友達なんてゼロ。友達作れるかな?パパには言ってなかったけど、沢山の不安があったんだ。
でも、ママの不安はお腹の中にいたゆめのおかげで緩和されたよ。
もちろん佐賀に来て慣れない事は沢山あった。でも、ゆめがママのお腹の中で『頑張れ、大丈夫だよ。』とゴニョゴニョ動いてくれるのがママにとっては大きな励みだったよ。
里帰り出産をした時は3ヶ月以上パパと会えなくてママはとても辛かった。でも産まれてきたフニャフニャのゆめが元気いっぱいママのおっぱいを飲んでくれる姿を見てママは頑張れたよ。佐賀に来て1年以上経ってもママは友達と呼べる人ができなかった。友達は出来なかったけど、人見知りせず、声をかけてくれる人みんなに笑顔を振りまいてくれるゆめのおかげで知り合いが沢山出来たよ。
ママ、だいすき!ママちゅーっつ!と笑顔で言ってくれるゆめ。
大人気なく大泣きするママの頭を撫でながら『ママ、ゆめがいるからね。』と慰めてくれるゆめ。何処でそんな素敵な言葉を覚えたの?ママが夢を守らなきゃいけないのに逆にゆめに沢山助けられてるよ。
ありがとう。
今は絶賛嫌々期のゆめ。
大声で怒鳴ってしまうママだけど、ゆめの事をとても愛しています。
辛い仕事をやめる後押しをしてくれたゆめ。
だらしないママの生活習慣を直してくれたゆめ。
ゆめのお陰で長生きが出来そうな生活習慣になりました。
ありがとう。
こんな母親らしい事のできないママだけどよろしくね。
ママはニコニコゆめが大好きだよ
いつもママを助けてくれてありがとう。
これからもよろしくね!

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