仕事について考えるきっかけをくださってありがとう

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同じ趣味の患者さんへ

私の仕事は、病院で身体的に不自由になられた方の身体能力の改善や生活へつなげる仕事です。

先日、私と同じ趣味の方が、その趣味により怪我をして入院されてきました。その方はもう趣味を楽しむことができないのではないかと絶望されていました。私からみたら、回復は順調に見えたものの、当事者からしてみれば不安だらけだと思います。

私は、もっとマイナス思考になられないよう、改善点の声かけをし、その方の今後の考え、生活についてなどしっかり把握するようにしています。繰り返すうちに、こうなりたい、こういう所が不安など具体的な意見を言ってくださるようなりました。趣味や育ち、環境も比較的似ているため、アドバイスなどもしやすくなりました。

ただただ、身体の調子がよくなれば何だってできる、という考えを持つのではなく、今の状態で、そして今後どういう生活や仕事などをしていくことができるか、など各状況によって考えていかなければなりません。

また、私も同じような怪我をする危険性もあるので、もしそうなった場合にどういう風に接していただきたいか、そして、どんな不安が出てくるのか、など毎晩毎晩とても考えさせられています。

まずは、その方の思いに沿って、介入をしていき、ベストな介入をし退院していただきたいです。

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