心配してくれてありがとう

父親へ

私が結婚をした時、一番喜んでくれたのは父親でした。
そして子供が生まれた時も、とても喜んでくれておもちゃをこんなにいらないというほど買ってきて、いつも喧嘩になったこともあります。

そのときは、本当に甘やかして困ると思っていたのですが、そんなふうに孫に対して愛情を注いでくれていたんだととても感謝しています。

心配事をそれから、いつも父親にしてきました。
子供の病気の時は、寝ずに看病してくれました。
それなのに、そんな父親の優しに対して、ありがとうということができなかったのです。

親として当然と思っていたんですね。
今ならありがとうと言える。
しかし父親はもういません。
親はいなくなってから、親孝行をしたくなると言いますがそのとおりだと思っています。

一緒に旅行も行きたかった。
いつも心配してくれて、いっぱいの愛情を注いでくれてありがとう。
心から、感謝しています。

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