感謝の気持ちの大切さを教えてくれた。

先生へ

高校三年間サッカー部に所属し、サッカーの技術だけでなく、社会人、人間として大切なことを教えてくれた顧問の先生。今となっては、すごく大事なことを教えて頂いて貴重な財産になってます。この場を借りて感謝のメッセージを書きたいと思います。先生は、いつも厳しい人で機嫌がいいときはごく稀な方でした。

高校一年生のときは凄く厳しく、練習に少しでも遅刻すれば練習させてくれないし、試合にも使ってくれない状況でした。また自分よりうまくない人が試合出てて自分が出てないことにすごくイライラしている自分がいました。それで練習にやる気が入らなくなって、友人への接し方など悪循環になって行く一方でした。

そんな時、高校一年生の夏、町の奉仕活動あり、その奉仕活動は地域の人たちと共同で作業する活動がありました。このその活動を通して地域の方に『ありがとう』や『すごく助かった』という言葉をいただきました。

始めはイヤイヤ作業をしてたのですが、感謝の気持ちを伝えられた時、自然と笑顔になり、心が満たされた感覚でした。今まではそういう風な感情は起こらなかったのですが、その時は、すごく満たされた感覚でした。

それから私は、常に感謝を忘れないように心がけ、自分は一人では生きて行けないから、常に周りがいて、いまの自分がいるという考え方に変わることができました。その考え方が変わったことで、試合に出られるようになったり、友人たちの接し方などいい方向に変わりました。

この奉仕活動は、地域の交流を深めるため、地域に応援される部活になるため顧問の先生が率先して活動をしたそうで、私はこの為だけでなくもっと深いことを生徒に感じてもらいたいからという意味でいまになっては感じています。

高校三年間、たくさん辛いこと、悔しいこと、ムカついたこと、辞めたいって思ったことは多くありましたが、それをかげでサポートしてくれた家族にも感謝したいです。　また最後まで私を見捨てず自分のことを面と向かって見てくれる先生に感謝したいです。ありがとう。

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