- 07 息子・娘へのありがとう
- 2018.10.17
いてくれて、ありがとう!
きよな
小学5年生へ
「ありがとう」とっても素敵な言葉ですね。
今日はこの「ありがとう」を、小学5年の息子に伝ええたいと思います。
反抗期に差し掛かってきた息子、最近、口答えすることも多くなりました。それでもまだ11歳。親に甘えたいときもあり、一緒に寝ようなどかわいいことを言ってくることもあります。
息子は3歳半の時に髄膜炎にかかり、一晩ICUに入ったことがあります。一時はどうなることかと生きた心地がしませんでしたが、治療のかいあって後遺症もなく元気いっぱいの暮らしを送ることができています。
今こうして、元気に暮らしている、この何気ない日常が本当にありがたいことなのです。心の底から、産まれてきてくれてありがとう、いてくれてありがとう、と常に思っています。
朝起きて「おはよう」と言える幸せ。こんな当たり前のことですが、実は奇跡の連続の日々なんだと思っています。ICU(集中治療室)で迎えた朝は、今日はどうなってしまうんだろう…体調を崩す前日までは、あんなに元気に楽しく遊んでいたのに…どうしてこんなことに…、そんな不安からのスタートでした。
先生方の治療のおかげで容態が良くなり、その日のお昼にはHCU(高度治療室)へと移ることができ、命の危機は脱出できました。その時の安堵感と言ったら…この子にかかわる人すべての人、そして神様、仏様にも、心の中で何度も何度もありがとうと繰り返していました。この時だけは、「ありがとう」の言葉しかありませんでした。
これからますます反抗期になってイラつくこともあるだろうけど、いてくれてありがとう。これからもよろしくね。
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