- 01 お母さんへのありがとう
- 2018.09.03
ありがとう
母へ
さて、何から感謝を伝えましょう。
生まれて初めて妊娠した時、それはもうさぞかし妊娠と出産に対して不安と期待とを胸に抱いたことでしょう。
私は嫁ぎましたが、妊娠出産を経験することなく人生を終わりそうなのであくまでも想像になります。
父が駆け出しの新人だったころと重なり、一人きりで出産に臨まなければならないプレッシャー。出産したらしたで、癇の強い私が24時間泣き叫ぶ・病気をする・ものを食べない(乳も飲まない)・学校に行かない・勉強はできない・普通の子ならできることが何一つできない、でどれだけ大変だったろうと今になると思います。
「エラいものを胎から生み出してくれたものだ」と、しょっちゅう私のせいで苦情を受けていたのを覚えています。
よくも逃げ出さずにそれから、2人も出産して足掛け30年以上も母親業をしてくださったなと最近になって感謝の念がわきました。
ありがとうございます。
不思議なことで、自分が嫁がないとそういう実感が沸かない。
そんな鈍感な娘で誠に申し訳ないです。
私が嫁ぐと決まった瞬間「あなたの夫に、あなたのすべてを信じてお任せします」と潔く手を放してくれたのも、とても感謝しています。
いざ嫁いでみると、相手のお義母さんは子離れができずに次から次へとトラブルを巻き起こすタイプでした。
私の母にもトラブルをまき散らしましたが、母は一言「あの子たちの家庭はあの子たちの家庭。子離れ親離れしたのでいちいち首を突っ込みません」とはっきりとお義母さんへ宣言されたそうで、その節もありがとうございました。
それ以来、過干渉はすっと引いていきました。
母のように、同じことを私もはっきりと同じように言えるかしら? といつも思います。
できないんだろうな、と思います。
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