私を救ってくれて、ありがとうございます。

隣の席のKさんへ

2018年6月初旬、私は交際していた彼と別れました。私から別れを切り出したので、特に未練があるわけでも無かったのですが、一度は結婚まで考えた人だったので、別れた後は重い気持ちでいっぱいでした。

そんなある日のこと。
私が職場でExcelを使って集計作業をしていると、上手く操作ができなくなってしまいました。
パソコンがあまり得意ではない私はとっても困り、隣の席のKさんに助けを求めました。

隣の席とは言えども、あまり個人的なことは話したことがなかったのですが、パソコンの得意なKさんはささっと私のExcelを直してくれました。
「これで大丈夫だと思いますよ。」
微笑むKさんに、私は安心するとともに、それまでKさんに対して感じたことのなかったときめきのようなものを感じました。

明確に「好き」になった訳ではなかったけれども、私に重くのし掛かっていたものが一気に晴れた気がしました。
それからは、1日1回でも良いから、Kさんと言葉を交わせるようにしようと決めて、毎日を過ごしています。
そうした小さな喜びを見付けることで、私の毎日は少しだけ素敵なものに変わりました。

私の毎日に、光が射しました。
Kさん、鬱々として過ごしていた私を救ってくれて、ありがとうございます。
これからもっと素敵な日々を送ることができますように…☆

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