いてくれてありがとう

お姉ちゃんへ

小さい頃は喧嘩もよくしたし、中学に上がってからは一緒に遊ぶこともほとんどなくなって、高校性くらいまではぎすぎすした関係でしたね。
悩みがある時に意を決して相談しても、「知らんし。友達に聞けば？」と言われた時にはお前の血は何色か、と絶望的な気持ちになりました。

でも、私はずっとお姉ちゃんが好きでした。
小さいころ、毎日遊んでくれ、面倒を見てくれました。足手まといだったにも関わらず、友達と遊びに行くときはいつも一緒に連れて行ってくれました。
ほとんど忘れてしまいましたが、一緒に遊んでくれていたこと、とても楽しかったことは今でもずっと覚えています。

お互い大学を卒業し、社会人になってから、また優しくなりましたね。
私が仕事を辞める時、好きに生きたらいいよ、疲れたら実家に帰っておいでと言ってくれたのは本当に心強かったです。

自分一人だったら、ここまでやってこれなかった。
あなたがいるから、自分を失わずにいられました。
私も、支えになれていると良いのだけど。

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