ありがとう。

お姉さんへ

年末年始に、夫の実家に帰りたくなかったときに「任せておきなさい」ってお姉さんが実家から電話してきてくれました。
いつも50人以上集まる夫の家族に、酒乱気味の集団で怖い思いをしながら年を越す恐怖を相談していたので今回はお姉ちゃんに丸ごとお任せしました。

ドキドキしながら年末に差し掛かる前のクリスマス、主人が真っ青になって帰ってきてくれました。
「ごめんね。ごめんね。事情は義姉さんに聞いたよ。ごめんね」と何回も突然謝りだして「今年は一緒に2人で年を越そうね。僕の実家にはいかなくてもいいんだよ」と言ってくれてびっくりしました。

どうやら姉から「うちの家の年越しには酒はありません。酒飲みまみれの、そんなひどい環境下で年を越しているようなら、妹は強制的にこちらに取り返します。よく考えたうえで、この件で私の妹に八つ当たりしたらどうなるかを考えながら行動をとってもらいます」と半ば脅迫のような電話が来たそうです。

主人は、私がお酒が嫌いなこと、自分の実家がお酒が入ると大騒ぎになることを思い出して、「そんなひどい仕打ちをしてたんだ」と真っ青になったそうです。

お姉ちゃんのおかげで、結婚してから初めての穏やかで静かなお正月を迎えることができました。
心から感謝しています。

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