ずっと言いたかった「ありがとう」

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亡くなったお母さんへ

私は、大人になり子供ができて「おかあさん」になりました。
高校生の時は、何度も学校に呼ばれても、嫌な顔せず来てくれて、ずっと私の味方でいてくれてありがとう。
高校を卒業し、家を出てからも好き勝手ばかりで、夜遊びばっかりしてたけど、そういうのも個性だって笑ってくれて、ありがとう。
おかあさんが想ってた理想の娘じゃなかった事に、本当は気が付いていました。
私も、おかあさんになって初めて周りの視線が気になるようになりました。
荒れてた私に、幸せにしたくて産んだのにごめんね。って、言ってたけど、おかあさんのせいでは、なかったのに。
その時は、ずっと反抗期の子供のままで、ごめんね。違うよって言えませんでした。
派手になっていく娘を見るのや、近所の目もつらかったと思います。
でも、何も言わないで、実家に帰るといつも喜んでくれて嬉しかったです。
おかあさんが、困った時に、私を頼ってくれた事あったの覚えていますか?
こんな、だらしない私なのに、対等な大人扱いをしてもらって誇らしかったです。
でも、恥ずかしくて、結局うまく向き合えず、私は一人で東京に出てきました。
おかあさん、まだまだ元気でやってるはず・・・と、自分の事に精一杯で、
いつしか電話すらしなくなっていました。
また、いつでも会えるから、また今度でもいいやって思ってしまっていました。
コロナで急に世の中が変わってしまい、地元に帰る事も出来なくなってしまいましたね。
落ち着いたら、そのうち会いに行こうって思っていました。
いつも元気な顔のおかあさんしか知らないから、この数年で病気が進行してたなんて、思ってもいませんでした。
産んでくれて、ありがとう。私は十分幸せな人生を過ごしています。
ずっと、伝えたかった気持ちです。
おかあさん、また会いたいです。

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