影で支えてくれた上司へ

元上司へ

昨年度、定年退職になった上司がいます。
コロナの影響で送別会もできないままの別れになりました。
その上司に年賀状でコンタクトを取ると、連絡がきました。
コロナの影響で店で会うことは難しいです。
しかし、上司の家に遊びに行くことができました。
やっと、お礼をかねてゆっくりと話をすることができました。
最初の配属先の上司です。
部署が離れたあとも、顔を合わせるたびに心配をしてくれました。
何かあると相談によく行き、いつもちゃんと答えの返ってくる数少ない上司でした。
部署が違い、全く関係ないことでもホローをしてくれて、感謝をいい尽くせません。
送別会のない寂しい退職を迎え、ささやかな退職お祝いを贈りました。
そんなときも気さくな返事で、純粋に涙が出てきたのです。
久々にゆっくりと話をすると、上司なりの悩みがあるようでした。
そんな心も知ることができました。
逆に、様様な葛藤の中で、私はじめ多くの部下のホローをしていたのだとわかりました。
表に見せない男気をも感じる上司をますます尊敬しています。
責任を取らない管理職が多い世の中です。
必ず自分が責任を持ってやり通す後ろ姿を手本にしていきたいと思います。
上司としてだけでなく人間として尊敬をもてる元上司。
無言の教えを改めて頂いたことに感謝します。
今の私があるのは、上司のおかげだと思います。
心よりありがとうございます。

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