信じて見守ってくれてありがとう!

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M子さんへ

M子さん
 あなたに初めて出会ったのは東日本大震災が起きてから一月程たった頃でしたね。どこの馬の骨かも分からないような私のところに何故かスカウトのお電話をくださいました。
 約束の日に、私のもとを訪ねてくださったあなたの手には、ずっしりと重過ぎる程の沢山の差し入れ。まだ小学生だった息子がとても喜んだことを昨日のように思い出します。
 自信がなく、あまり乗り気ではなかった私に、是非とも一緒にお仕事を、と辛抱強く誘い続けてくださいました。
 一度は心身を壊し、やむなく退職した私のことを、M子さんあなたはずっと気にかけていてくださいました。
 面接に落ち続けていたある日、すっかり自信をなくした私の心を見透かしたかのように、再びあなたからのスカウトの電話が鳴りました。本当にあのときは、M子さんの声がまるで天使の声のように私の耳に響いたものです。
 あれからはや四年が経ち、私は五十代を目前に控え、とうとう長年住み慣れたこの地を離れることになりました。
 いつもいつも、失敗の多い、ちょっとした事でフリーズしてしまい、良い働きができるとは言えない私を、変わらず優しく見守って下さいましたね。あなたの私への忍耐強い見守りと励ましによって、私はそれまで乗り越えられなかった壁を乗り越えることが出来た気がします。
 M子さん、あなたには何度感謝しても感謝しきれません。何のお礼も出来そうにありませんが、せめて私に出来ることをお返しに代えたいと思います。
 あなたが私にしてくださったように、私も、これから、昔の私のように自信のない誰かと出会ったときに、黙って見守り、そばにいて励ます人になれたらと思っています。どうぞこれからもM子さんが沢山の人々の励みとなりますように。そしてわたしも誰かにとって励ましとなれますように。

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