私への作文を書いてくれてありがとう

娘へ

私は専業主婦で小学2年生の娘が1人います。

今日学校から帰ってきて連絡帳や配布物をチェックしていると、学校で書いた作文が出てきました。そこには「お母さん、いつも美味しいご飯をありがとう。いつもお洗濯ありがとう。」といった内容が書かれてありました。

私は料理や家事洗濯があまり得意ではないのですが、主婦にとって当然こなすべき仕事として淡々と済ませ、毎日を過ごしていました。それは普通過ぎて誰からも褒められることも感謝されることもないつまらない仕事だとも思っていました。

作文は家族への手紙を書くものだったようですが、娘は私のことをピックアップして作文に書いてくれていたんです。確かに娘はいつも私の作った料理をよく食べてくれていて、私はそれだけで十分だと思っていました。ですがこうやって作文に書いてくれると本当に嬉しく感動してしまいました。

誰にも見てもらえず評価されづらい仕事が専業主婦だと思うのですが、こうやって身近な存在の人からありがとうの一言を貰えると、こんなにも前向きな気持ちになれるのかと感じました。私の作った料理をいつもいっぱい食べてくれてありがとう。私への作文を書いてくれてありがとう。私はあなたの成長が一番嬉しいです。

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