毎日「彼女」のように大切にしてくれて、本当にありがとう。

大好きな彼へ

ひと月と少し前、あなたは私に別れを告げました。

６月には１年記念日を一緒に迎えて、いつもより少し豪華な料理を一緒に作りましたね。今でも鮮明に覚えています。そのひと月前には丸１日かけて私の誕生日のお祝いをしてくれましたね。一生忘れられない大切な思い出です。

これからも毎日、あなたとの幸せな日々が続くと思っていました。私は甘えすぎてしまっていたんだと、あなたが辛そうにしているのをみてようやく気付きました。

遅すぎたのは自分でも分かっています。「気になる子がいる」。その言葉にはたくさんの意味が含まれていたんだと、今になってみれば気付くことができます。

これまで私はあなたのことを何度も裏切り、傷つけてしまいました。反省してもしきれません。過去に戻ってやり直したいと何度願っても、叶うことはありません。「信頼を取り戻すのには、とても時間がかかるよ」と教えてくれたのもあなたでしたね。その優しさにいつも甘えてしまっていました。

７月は苦しい期間でした。私にとってもそうだったし、あなたはもっと辛かったと思います。私が必要以上に傷つかないように、たくさんケアをしてくれました。恋人同士ではなくなっても、変わらない愛情を注いでくれました。本当にありがとう。

そんなあなたの優しさのおかげで、ようやく前を向けるようになりました。８月に入り、あなたは以前私が行きたいと話した場所に一緒に行こうと誘ってくれました。涙が止まりませんでした。私に愛想を尽かしてしまったはずなのに、またチャンスを与えてくれました。

あなたほど心の優しい方と、私はこれから先もきっと出会うことはないでしょう。あなたが与えてくれたチャンスに、わずかな期待に、全力で応えていきたいと思っています。

こんな私を１度でも愛してくれてありがとう。別れてしまったあともチャンスをくれてありがとう。たくさんの優しさをありがとう。大好きです。いつかまた、言葉にして伝えられますように。

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