沢山のありがとう

　よしの

この五月で貴方と2年になりますね。
長いようで短い時間でした。

私と貴方との出会いは普通ではなかったけれど、それでも付き合えて良かったと思います。
覚えていますか？初めてあった時貴方は緊張していたのか、こっちを見てくれませんでした。だけど、必死に話そうとはしてくれていました。可愛いなあと思いました。あの時はまさかこんなに続くとは思ってなかったよ。

最初は遠距離でしたね。私は社会人、貴方は学生。
貴方は遠い所からよく遊びに来てくれましたね。
交通費も安くはないのに。私は安月給でろくに交通費も出してあげられませんでした。ごめんなさい、でもそれでも会いに来てくれてありがとう。

去年の春、私と一緒に住むと決意してくれてありがとう。とても嬉しかった。顔には出さなかったけど、私は死にそうな位幸せだったよ。

私が仕事でとてもつらくて、押しつぶされそうだった時、貴方は私の側に居てくれましたね。
家族が近くに居ない私にとって貴方の存在がどれほど救われたことか。あの時貴方がいなければ私は今居なかったかもしれません。

一緒に住むようになると喧嘩も増えました。
私は素直じゃないので貴方に心もないことを言ってしまう事も多々ありました。けれど、それでも貴方は私と一緒に居たいといつもいってくれますね。貴方にとって私がどれだけの存在なのかを聞いた時、世界で一番と言ってくれました。こんな私なのにそんな言葉貰えるなんて私は幸せ者ですね。

普段真面目にありがとうを伝える機会がなかったなあと常々思います。
もうすぐ2年、その節目に、貴方に沢山のありがとうを伝えます。
私と一緒になってくれてありがとう。
これからもよろしくお願いします。