- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2020.09.21
最後までいてくれてありがとう
あの時のクラスメイトへ
中学3年生は色々なことがありました。
ですが、今一番目に思い浮かんでくるのは、修学旅行でも運動会でもありません。ある日の体育の時間の、ほんの10分間ほどのことです。
その日は、クロールのテストでした。成績にも関わってくるのでみんな全速力で泳ぎました。私はその日、見学でしたのでプールサイドのベンチに座って授業終了のチャイムを待っていました。
授業が終わり、更衣室に戻ろうとした時、プールサイドに私の友達が座っているのが見えました。声をかけましたが、「先に行ってていいよ」と言われました。戻ろうとしましたが放っておくことができずに、その場に戻ることにしました。聞けば、「足が動かなくなってしまった」とのことです。他のクラスメイトはもうすでに帰ってしまい、先生もいませんでした。今までそんな現場に立ち会ったことなどなく、泣き出してしまったその子を励ますことしかできませんでした。
その時、救世主が現れました。「どうしたの、大丈夫!?」と。
そう、彼女こそが感謝を伝えたいクラスメイトです。中学2年生の時からのクラスメイトでしたが、話したのは2,3回ほど。そんな彼女が来てくれたことに驚きました。
私と違って取り乱した様子もなく、冷静に対応してくれました。彼女の冷静さで、私も落ち着いて先生を呼びに行き、事情を説明することができました。
やがて保健室の先生が来てくださり、一件落着となりました。
私の友達が保健室に行くその瞬間まで、ずっといてくれました。
取り乱してしまった私を、「大丈夫。大丈夫」と落ち着かせてくれました。彼女がいなかったら、冷静に対応なんてできませんでした。
なぜ彼女があの時に来てくれたのか。
詳細は分かりませんが、感謝しかありません。
本当にありがとう!!
またいつか開かれる同窓会に、彼女もきていたら。
声をかけてみようと思います。
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