今この瞬間にありがとう。

私を生かしてくれるすべての人へ

私たちは毎日のように日が昇れば日が沈み、そして今日という1日が終わり新しい日を迎える。しかし現在の私たち人間社会では、太陽や月の存在すら当たり前、むしろそんなことを意識せずに過ごしているでしょう。両親に食事や寝る場所、洋服、教育などを与えてもらい、兄弟や友達と共に過ごした時間。学校を卒業し、社会に出れば新しい出会いや環境で生きていく。自分のお金で衣食住を選び、一人でどこへでも行く自由もある。しかし生まれてからこのような当たり前の社会の流れに足を止めずに生きてくると、当たり前じゃないことが分からなくなる。そしていつも何かが足りない気持ちに支配される。食べ物や洋服、普段使っているボールペン一つにしても、いきなりそれがその形として現れたわけではない。当たり前のように手に入るわけでもない。そう、私たち身の回りの生活すべてにおいて、誰かの手が加わっている。たった一人ではなく、辿ればクモの巣のように何千人という人々が関わっているでしょう。これは偶然なのでしょうか？違います。私たちは一人で生きているのではなく、誰かに生かされて生きています。お互いの価値を認め合い、当たり前と言う意識を捨て、常に目の前の一瞬一瞬に心から感謝して生活をしたいものです。私を産んで育ててくれた両親にありがとう。私の家族になってくれた兄弟にありがとう。泣いたり笑ったり怒ったり、共に時間を共用し合った友人にありがとう。仕事の仕方や、人間関係、社会での生き方を教えてくれた上司や部下にありがとう。そして直接は会ったことないですが、間接的に私（私たち）の生活をいつも支えてくれている人たちにありがとう。

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