- 06 夫・主人へのありがとう
- 2018.05.08
欲張ってくれてありがとう
てんてん
初めて会った時にはただ、何でも話せる気のいい友人という存在であった彼が、いつの間にか恋人になり、やがて結婚して夫となり、お互いに親となり、何年になったでしょう。
いまだに大きなケンカもないものの、ホームドラマに出てくるおしどり夫婦のお手本のような夫と妻というわけではなく、それもそのはず、独身の頃から、結婚に対して夢を持てなかった私だったので、ウェディングドレス姿に一生の晴れ舞台をかける気持ちも、仕事に出る夫をキスで見送りたいという女心も理解できません。
そんなひねくれものな、あまのじゃくな私を受け入れてくれた元友人であり、元カレであり、そして夫である彼の心の広さにはただただ尊敬のひと言です。
一度、「せっかく、友達同士であればお互いにいい関係でいられるのに、どうして恋人になったり、夫婦になったりするの?関係を変えてしまったら、うまくいかなくなるじゃない。」と交際に踏み切れずにいた私に、「僕はその全部になりたい。」といってくれましたね。
結局、その欲張りな宣言通りに結婚にまで至ってしまったけれど、こうして日々おだやかに過ごせていられるささやかな幸せを感じずにはいられません。いつもありがとう。
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