- 02 お父さんへのありがとう
- 2020.07.11
父さん、ごめん、ありがとう。
はるちゃん
父さんへ
父さん、小さい頃毎日キャッチボール付き合ってくれたね。今自分が父親になってみてそこまで子供と遊んでやれない現実をみると、自分がどれだけ父親に恵まれていたのかと強く感じています。父さんが教えてくれた野球を高校まで続けて、結局夢のプロ野球選手にはなれなかったけど、本気で野球に取り組み、その過程で志をともにする多くの友達ができて、幸せな野球人生でした。でも、高校生になった頃から父さんに対して反抗的になってしまいましたね。なんだか野球の強豪校に入学して、全国大会にも出て、自分が父さんより大きくなったように錯覚してたんだと思う。取っ組み合いのけんかにもなったことがあったね。父さんを殴った後、物凄く後悔していました。そんな自分も無事に就職して、親孝行がようやくできるようになるかなと思った矢先に父さんは突然天国へ旅立ってしまいました。ずっと言えなかった「ありがとう」も結局最後まで言えず、後悔の気持ちでいっぱいになりました。父さんが倒れたと聞いて家を飛び出して東京から実家に戻ってくる途中、東京駅で父さんが死んだことを聞いて、人目もはばからず涙して、涙が止まらなくなってしまいました。天国に届くものなら届いてほしい。心からありがとう。
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