お母さんにはかないません

お母さんへ

どんな思いで私を産んで育ててくれたのか、自分が母親になって見に染みてわかりました。

あんなにお産が痛かったなんて。
あんな思いをしてお母さんも必死に私を産んでくれたのですね。
陣痛室で陣痛に耐えているときに、涙ぐみながら手を握ってくれたお母さん。
とても心強かったです。

お産が終わり、お母さんの顔を見た途端、泣きそうになってしまいました。
だって、私の前で今まで一度も泣いたことのないお母さんが泣いていたんですもん。

新生児のお世話でヘトヘトになっている私のことを気遣ってくれましたね。
孫がかわいいからとばかり思っていましたが、お母さんにとってはわたしはいつまでも娘。
娘である私を助けてくれるために、子どものお世話を手伝ってくれていると感じました。

私は産後の体調の治りが遅かったのですが、産後まだ回復しないうちに、夜泣きのひどい私の面倒を見て家事もしていたお母さんを心から尊敬します。

お母さんみたいなお母さんにはとうていなれないけれど、お母さんのようにいつも元気なお母さんでいたいです。

私を命がけで産んでくれて本当にありがとう。

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