息子を気遣ってくれてありがとう

息子の友達

息子には、花粉症などのアレルギーがあります。割と症状はひどい方で、1年の半分は、目が充血していたり、鼻水や鼻血も多い方です。そんな彼が、学校の後の部活が終わり帰ってくるのを、遠くからたまたま見かけましたが、何か様子がおかしく、よく見ると、隣にいる友達が、必死に息子を支えながら帰って来ているので、慌てて近くに走っていくと、息子は目が腫れて開かない状態だったようで、息子よりも小さくて細い同級生が、自分の荷物と息子の荷物を持ちながら、目が開かない息子を支えて帰って来てくれていました。急いで、息子の荷物をもらい、息子の支えを代わり、彼にお礼を言ったのですが、学校の荷物と部活の荷物の1人分が15キロ近くあるので、2人分で30キロ近くあり、息子も目をつぶった状態だったので、彼に身体を預けて歩いていたので、相当な重さが彼にかかっていたと思います。彼は、すごく疲れているように見えましたが、私を見るなり、大きな息を吐き、病院に連れて行ってあげてください、と息子を気遣うような言葉をかけてくれました。学校から連絡があればすぐに駆けつけれたという、憤りもありましたが、彼の優しい気持ちに救われました。病院では、ハウスダストによるアレルギー反応が出たんだろう、と言われ、処置を受け、家に帰ると、その彼が家の前で待ってくれていました。渡し忘れたものがあったから、また来たと言ってくれましたが、プリント1枚でした。息子の様子を気遣い、心配してくれていたのだと思います。息子の目が開いていたのを見ると、彼はホッとした様子で、また、明日な、と帰って行きました。彼の優しい気持ちにとても感謝しています。

お気に入りに入れる