- 02 お父さんへのありがとう
- 2019.09.21
唐揚げ美味しかった
ゆう
お父さんへ
小学生のときに、母親が病気になり運動会間近でお弁当について困っていました。
その時、給食がないのです。一人だけお弁当を持参しないのもおかしいし、子供ながらに困ったのです。
そんな時、母親に変わってお父さんがお弁当を作ってくれることになりました。
お弁当を作った事がないお父さん。仕事ばかりでキッチンに立っている姿を見たことがありません。そんな状態で作ることが出来るのかと不安だったのです。
その時、多分私よりももっとお父さんが不安だったことでしょう。それでも、冷凍の唐揚げと卵焼きを必死で作ってくれたのです。
その味は抜群でした。冷凍なので、温めるだけです。卵焼きは、真っ黒です。
それでもお父さんに感謝です。
あの時は、恥ずかしくてほとんど食べることができなかったけど、朝早く起きって作ってくれたことやニコニコしながらお弁当を渡してくれたお父さんの顔を思うと、感謝の気持ちがじんわりありました。
本当にありがとう。
大人になった今でも、あの時のことはわすれません。
スポンサーリンク
-
前の記事
居心地の良い空間をありがとう 2019.09.21
-
次の記事
真心をありがとう 2019.09.21