真心をありがとう

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おばあちゃんへ

おばあちゃんが亡くなって8年が経ちました。
私は少しづつ貴女の思い出が消えていくことに怯えています。
けれど母親のいない私に、母のように厳しく接してくれた思い出は、
実家に帰ると景色や物、匂いによってすぐに蘇るのです。
快活に笑う顔、愛車に乗って一緒に夕飯の買い出しに行ったこと、
思い出すとキリがない程、私の心は貴女を覚えているようです。

思春期になり、たくさんに反抗をしました。
たくさん話をして、おばあちゃんの心をたくさん傷つけました。
それでも暖かく寄り添い、時には突き離し、私と向き合い続けてくれました。
就職が決まり、会社に入社して1週間、
初めての週末に貴女は事故で亡くなりました。

初めてのお給料で、ご馳走したかった。
旅行へ連れて行って、結婚相手もひ孫の顔を見せたかった。
してあげたっかこと、これから一緒に歩んで欲しかった道、
全てが真っ白になって、生きることの意味さえわからなくなりました。

真っ白になった頭に、心に残っているおばあちゃんからの暖かい真心が、
じんわりと広がって私を救ってくれました。
どんな困難にも負けない、どんな時も笑顔で、
人の心を包んでくれた貴女の存在は、今でも私と一緒に居る気がします。

私を強くしてくれてありがとう。

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