支えていると思っていた親が実は支えられていることに気が付いたこと

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こどもたちへ

私たち両親は、仕事して子供のために色んな費用が掛かりいつの間にか、うちらが育てているのだからという気持ちで、腹も立ち、八つ当たりしたくなくても、してみたり。他の親も経験されたことは、あると思いますが。私たち両親もそんな状態でした。しかし、ある日を機に思いが変わったのです。「ごめんなさい」ということではなくて、私たちに色んな機会や働く意味、生きる意味などそんなことを与えてくれているんだ。むしろ、「ありがとう」という思いです。確かに、子供が成長して行事ごとが増え、親としては大変にはなります。しかも、親同士の人間関係など、煩わしい時もあります。でも、こどもが笑っている様子をみると疲れも吹っ飛ぶし、幸せな気持ちになります。結婚して子供ができて、自由に遊びに行っている人たちを見ると羨ましく思うこともありますが、以前ほど強く思わなくなりました。人の輪が増え、家族が笑え、それを与えてくれているのが子供たちと思うと、親はこどもを支配する存在じゃないことに気づかされました。お互い成長しあっていると思うと充実と幸せを感じるようになりました。いつまでも、こうありたいです。年をとってもよろしくね。ありがとうね。

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