- 04 お祖父ちゃんへのありがとう
- 2019.09.03
美味しい卵焼き
たま
おじいちゃんへ
私には、おじいちゃんがいました。そのおじいちゃんは、私が行くたびに卵焼きを作ってくれるのです。
その卵焼きは、醤油と少し出しをいれただけのシンプルなものです。
そのため、味としてはそんなに美味しくなかったと思います。ところが小さい時には、その味がなんとも言えず大好きでした。
卵焼きを食べながら、嫌な事、楽しいことなどなんでも話すことができました。辛いことを話すことができたのは、おじいちゃんだったのです。
おじいちゃんがいたから、気持ちを吐き出すことができたんですね。もしもいなかったらどうなっていたことでしょう。
人はとても弱いです。小さい時は、尚更です。そんな時、おじいちゃんの存在が本当にありがたかったです。
卵焼き美味しかったよ。
美味しい卵焼きと、私のつまらない話をじっと聞いてくれてありがとう。
感謝しています。
ずっと忘れません。
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