たくさんの優しさにただ感謝します

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大好きなおじいちゃんへ

目立たず、謙虚なおじいちゃん。
私は大好きだった。

落ち込んだ時には、自分のおやつをくれて、一緒にお昼寝したりしたね。
私が就活や勉強うまくいかないときは、にこにこ話を聞いてくれた。
プリンが大好きで、質素で旅行したがらないおじいちゃんに食べてほしくて、働けるようになってからは、いろんなプリンを取り寄せて、お土産にして、いつも喜んでくれた。
自分が病気になってからも、会いに行けば笑顔で迎えてくれて、最近どうだと聞いてくれた。
あげたクッションはボロボロになって、捨てていいよと言っても、使い続けてた。
この世からいなくなった連絡を聞いたとき、泣くことを忘れるぐらい、ただ真っ白になったよ。

小さな頃転んだ私に「自分で立ちなさい」と笑いながら言ったね。
膝をすりむいた私は、痛くて、起こしに来てほしくて、泣きじゃくりました。
「起こしてよ」と何度も言ったのに、首を振って笑ってた。
結局は自分で悔しくて立ったけど、ずっと見守っていたあの立った姿が、何年も前なのに、いつでも昨日のように思い出せるよ。
つらくても、何があっても立ち上がるチカラを与えられた日だったと、今は思います。
愛があるから手を出さない、ただ見守り信じてくれて、どんな時もあたたかったなぁ。
おじいちゃんみたいに、受け入れる器が持てる人になるように、今も頑張ってるよ。
ありがとう。

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