- 07 息子・娘へのありがとう
- 2019.06.09
あなたの親で本当に良かった!ありがとう!
一人っ子の息子へ
一人っ子だからと言いて…わがままに育ってはいけない…周りとうまくやっていけなくなってはいけない…順番からいって、夫と私が先に亡くなるだろうから、自立してもらわないといけない…そんな思いから、時に厳しく育ててきました。
高校生の頃は、野球を続けたいというので、中高一貫の進学校に通っていましたが、そのまま野球部に残り、毎日、遅くまで練習していました。土日もすべて練習か試合で、朝は朝練でがあり、実際勉強する時間もなかったでしょう。
しかし、私は、勉強も部活もそしてそれ以外のことも、やると決めたことは弱音を吐かず最後までやり切ってほしいと、中途半端に終わることは許しませんでした。夫も同じ考えで、野球をやっているから勉強ができないとか…テストだから、朝練は休むととは、許しませんでした。
そんな教育方針に、きちんと結果を出してついてきてくれて、野球部は、何十年ぶりかの甲子園予選ベスト32まで残り(ちなみに野球部員は15人でした)。強豪校ひしめく県なので、1回戦勝つだけでも大変でした。
野球部でのベスト32、おめでとう、そしてありがとう!毎回、野球場に足を運び、応援してきた夫と私は、「ここまで私たちを連れてきてくれてありがとう!」「あなたの親で本当によかった!」と思いました。
そして、野球部を引退したら大学受験です。野球をやっていたからと言って、勉強がおろそかになっては本末転倒です。高校生までの基礎学力は、今後の人生を大きく左右しますから…。野球部で鍛えた精神力や忍耐力、継続力をもって、毎日軽く12時間は勉強し始めました。その結果、現役で希望の大学に入ることが出きました。
その時も、「ああ、やるときはやる子に育ってくれた!」「あなたを誇りに思うよ。ありがとう!」と嬉しさがこみあげてきました。
一人っ子や最初の子の子育てって、誰でも未知の世界で、親も試行錯誤になります。こちらがぶれてしまうと子供もぶれます。親として未熟だった私たちの考えを受け入れ(いうなりという意味ではありません)、しっかりとその時その時結果を出してくれている、愛する息子よ、ありがとう!
お気に入りに入れる-
前の記事
暖かい言葉をくれてありがとう 2019.06.09
-
次の記事
インターネットが使えることへありがとう 2019.06.09