私にいつも大事なことを気付かせてくれる娘

３歳の娘へ

3歳の娘はこの春から幼稚園へ。
まだ2か月も経っておらず、新しい生活に今も娘は苦戦中です。
母親である私も同じ。
専業主婦とはいえ、毎朝ばたばたするのは変わりません。

今朝もそうでした。
できるだけ娘の気持ちを和らげようと、寝起きに絵本を読んであげたり大好きなホットケーキを作ってあげたり。
娘もにこにこ顔。
ほっとします。

でも、時間って刻々と過ぎていくんですよね。
気がつけば登園時間まであと僅か。
私の中でちょっとずつ焦りが出てきます。
あと歯磨きしないといけないのに。
早く食べ終えて欲しいのに。
私の気持ちに反して機嫌よく遊び食べをする娘。
お口を拭いてと言っても、してくれるまでの時間の長いこと…。

いつのまにか私の口調は強くなって、細かく怒ってしまう母親になっていました。
そんな時。
少しずつ曇っていた娘が「わーっ！」と泣いたんです。
「ママが怒ってばかりで悲しいー！」
はっとしました。
娘に求めたことはいつもしていることばかり。
過分に言ったとは思っていませんでした。
でもその強い口調はいけなかった…。
自分だってひたすら責め立てられたら嫌な筈なのに…。

泣く娘に謝りました。
「本当だね。怒ってばかりになってごめんなさい」
そして娘を抱きしめ言いました。
「『怒ってばかり』って教えてくれてありがとう。自分では怒ってばかりなことを気がつかない時があるよ。その時に『怒ってばかり』って教えてくれると、ママ嬉しいよ」と。

娘はまだ3歳。
まだまだ小さな子供です。
けれどもまっすぐに物事を見て伝えてきてくれます。
娘ではあるけれど、私にいつも大事なことを教えてくれる大切なアドバイザーだとも思っています。

今日も教えてくれてありがとう。
素敵なママになりたいからこれからも色んなことを教えてね。

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