料理が苦手な私の手助けをしてくれてありがとう

夫へ

結婚して7年、朝食、お昼のお弁当、夕食と毎日作り続けているのに、料理が上手くなることはなく苦手なまま今日まで来てしまいました。毎日料理し続けていれば、冷蔵庫の残り物でチャチャッと段取り良く作れるようになると信じていましたが、残念ながら上手くできません。

テレビでよく見る作り置きおかずや、時短料理、ワンランク上の味になる裏技などを真似してみても美味しくできないのです。料理のセンスも無いし、基本もきっとできていないんだろうなと、作る度に自信を失くしていきました。独身時代にもっと母に料理を教わったり、料理教室に通えば良かったなと後悔する日々。

でも、そんな私に料理が趣味のあなたは優しく接してくれます。明らかに味が薄くなりすぎた美味しくない料理に対しても、必ず一言褒めてくれてから、こうすれば自分の好きな味になるんじゃない？とアドバイスをくれますよね。本当にありがたいことです。

そして私はなぜか毎月1、2回、食べることに興味を失くすことがあり、目の前に食材があっても何を作って良いのか全く思いつかない日がありますよね。メインとなる肉料理か魚料理を一品作るのが精一杯で、副菜が作れず明らかに食卓が寂しくなります。

そんな時、あなたはいつも冷蔵庫にあるものでササッと一品作ってくれるので、本当に助かっているんです。美味しいものばかり作ってくれるので、また食に興味を持ち始めるきっかけにもなっています。

いつも料理が苦手な私の手助けをしてくれて本当にありがとう。少しでも上達できるように頑張るので、これからも温かく見守ってくれると嬉しいです。

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