引きこもり状態だっだ私を救ってくれてありがとう

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理学療法士の先生へ

高校1年生の頃、腰椎間板ヘルニアを患い、腰痛や、歩いたり立ちっぱなしになっていると太ももの裏や足裏のしびれ感が出るようになりました。そのため、まともに歩くこともできなく、活動範囲はとても狭小化していました。

高校では、運動部に入っていましたが、進学のためには部活を辞めるということができませんでした。マネージャーは必要なさそうなので、選手として痛み止めを使いながらどうにかこうにか参加していました。

中学生の頃、マット運動で腰を痛めてしまい、たまにキリッと痛むことはありましたが、一瞬の痛みのため、とくに日常生活では不自由なく過ごせていました。高校の生活で、「あれ、なんだか足に変なしびれがある。なんかな〜」と思っていました。それがだんだんと、太もも裏の奥がつねられるような気持ち悪い痛みが出るようになりました。

学校では、休み時間と体育の時間がとても苦痛でした。高校生の女子は集団行動がとても好きな人が多いため、休み時間になると、誰かのところに必ず話に行きます。かつて私もそのような感じでしたが、立って話す、歩いていく、という普通にできることができなくなり、全く自分の机から動かなくなりました。仲の良い友達も、クラス替えで離れ離れになると話さなくなりました。そして、浮いた存在となりました。

正直、周りに目を向ける余裕もなかったし、家族にさえ理解してもらえないことが多かったので、人間不信のようになっていましたが、やはり何か寂しさはありました。

このような経験から、医療系の大学の進学を決め、いざ入学をしたものの、授業では実技練習があること、実習で立っている時間がとても多いことから夢が何一つなくなったこともあります。

高校の頃から解決策を探すために病院を転々としてしましたが、大学近くの病院では、リハビリの先生に出会うことができ、みるみる調子が良くなりました。

当初は、買い物中でも何度も座り込まなければなりませんでしたが、今では、足に違和感がありながらも10キロ程度、1時間程度ののウォーキングができるようになりました。

本当に、リハビリを紹介してくださった医師やリハビリの先生に出会えてよかったです。

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