優しかったお祖父ちゃん、本当にありがとう。

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天国のお祖父ちゃんへ

今年はイノシシ年、お祖父ちゃんの年だね。もし生きていたら今年で120歳。すごいね。あんなに遠い昔のことなのに、お祖父ちゃんのことは鮮明に思い出されるよ。

晩酌をしているお祖父ちゃんの傍に、私はいつもへばりついていたよね。小さいくせにお祖父ちゃんの盃に注がれたお酒を一緒に飲みたがって困らせたんだって。お母さんはしかたなく、もう一つ盃を持ってきてそれにお水を注ぎ、お祖父ちゃんが飲んでいるのと同じものだよって言って私に渡したって、大人になってから聞いたけど。

私が熱を出して学校を休んでいた時、お祖父ちゃんは水を張った洗面器と手拭いを持って部屋に来てくれたよね。私の額の上の手拭いが熱で少しでも温まると、すぐにまた冷たい水で絞って額に置いてくれた。冬の寒い日に、何度も何度もそれを繰り返してくれたよね。決して忘れないよ。額にのっていた、あのひんやりとした手拭いの感触が今にも蘇ってきそうだよ。

私がぐずったり泣いたりすると、お祖父ちゃんはいつも鬼のお面を被って、「ナマハゲだぞー」と言いながら私の前に現れたよね。あの時はとても怖かったけど、今になったらいい思い出だ。

お祖父ちゃんは、ある朝、眠るように天国に行ってしまった。突然のお別れはとても悲しかったけど、でも、すやすや眠っているような安らかな顔のお祖父ちゃんを見て、少しほっとした。遥か昔のことだけど、お祖父ちゃんの優しさは、ずっとずっと私の心を潤し続けています。

本当にいろいろありがとうございました。どうか天国で幸せにね。それでは、また会う日まで…。

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