- 01 お母さんへのありがとう
- 2019.01.31
いつも支えてくれてありがとう
kaorin40
お母さんへ
つらい時に励みになるのはやはり母親の手料理。誰でもそういう料理があるとは思うけど、なんだか無条件にほっとするんだよね。
昔に比べたらずいぶん小さくなってしまった背中。ふさふさしていた髪の毛もすっかり量が減ってしまったね。ちょっとした段差でもつまづくようになってしまったけど。それでもそんな小さくなってしまった背中でも、私にとっては大きな存在だったりする。
ほんとはたくさん助けてもらっているのだから、もっとありがとうの気持ちを示すべきなんだろうけど。照れがあるのか、なぜか素直に言えてないかなぁ。
いつかは人間死んでしまうわけだし、以前に比べたら入退院を繰り返すようになってしまったからいついなくなってしまうんだろうと不安になることも。
いつまでも彼女に甘えてはいけない、ひとりで頑張らないといけないと思ってひとりで突っ走るとまた私はいろんな壁にぶち当たってしまう。他の兄弟はほんとに要領が良くって、しっかり者なのに、私だけほんとに不器用で情けなくなる。
そしたら学校の先生に言われたことがあったっけ。不器用な娘なほどかわいいものよ、って。でもそんなこと母親本人は言わないし、わかんないよね。人の心なんて読めないもの。
3人兄弟なので、他の兄弟の名前を先に口走ることもあるんだよね。母親が他の兄弟と電話で話したり、お世話したりするとなんでそっちばっかり、私は?なんて変なやきもちやくこともあったりする。
でも私は母親を嫌いになることはできないし、たとえ寝たきりになったとしても最後まで面倒みるつもり。本人にはそんなことは言わないけどね。
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