こんな私と一緒にいてくれてありがとう

私の愛犬は8歳半のパピヨンで、偶然みかけた譲渡系サイトで購入した子です。本当はミニチュアシュナウザーが欲しくて、何か月も探していたんですが、何故かその時はビビッと来るものがあり飼い主さんに連絡を取ることに決めました。

私は関東在住で、当時の愛犬は九州地区にいたので飛行機で送ってもらう事にしたんですが、待ち遠しくて到着予定の3時間前には空港で待機していました。到着時は真っ先にゲージにかけられたタオルをとり、挨拶をしたことを昨日の事のように覚えています。こんなところまで、よく頑張ったね…ありがとう、と私は感動のあまり泣いてしまいました。

自宅についてからというものの、ペットを迎えた日に起こる「夜泣き」対策をしていたにもかかわらず、愛犬はスヤスヤと眠っているんです。まるで、もう此処に来る事が分かっていたかのように。

その後はスクスクと育ち、心臓病を患ってしまいましたが、もう9歳になりかかっているオッサン犬です。この9年間、この子といて楽しい事しかありません。ろくにシツケもしていないのに、私を困らせる事も、他の人に迷惑をかける事も全くない子です。

友達と喧嘩した時も、家族と喧嘩した時も、恋人とうまく行かずに落ち込んでいても、いつも私と一緒にいてくれるのは、世界でこの子だけです。

こんな私と一緒にいてくれてありがとう。飼い主と認めてくれてありがとう。本当に良い子だね。私の元に来て良かったって、最後まで思って貰えるように頑張るよ。大好きな愛犬へ、これからもよろしくね。

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