- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2018.10.14
今は遠い幼馴染へ
陽
幼馴染へ
たまたまのご近所さん。
本当に、たまたまお隣さんでしたね。
そして、たまたま同じ年。
気づいた時には、いつもあなたといました。
同じバスに乗って、同じ保育園に行き、ずっと一緒に行動して過ごして、同じ小学校に朝から一緒に登校し、クラスこそ違うけど帰ってきたら当たり前のように一緒に走り回って、泥遊びして、笑って泣いて喧嘩して。
同じクラブに入ろうなんて言われたけど、スポーツ系が好きな私と演劇好きなあなたは好みが違う。
一緒に遊んだり行動したりは何とも思わないけど、自分を曲げてまで相手に合わせるのを好まない私は、何でも話せる関係だと思っていたあなたに素直に思っていることを話していました。
だから、嫌われちゃったのかな。
でもさ、群れるって苦手なんだもの。
いつからか遠ざけるようになったね。
同じ中学校に通う時も、お隣さんなのに顔を合わせてもプイッと先に行ってしまうし、寂しかったな。
高校はお互い別々で、顔を合わせることもなくなり、大人になってすれ違ってもお互い見ないふりして、何だか変な感じでした。
いつか、なんかのきっかけで戻れないかななんて思いもありましたが、なかなか難しいもんですね。
そんな時間をずっと過ごして、突然逃げるように引っ越して行きましたね。
私も色々経験して来たから想像つきます、親御さんの仕事の状況なんだろうと。
相談してくれたら、解決方法もあったかもしれないのに、なんだかスッキリしないです。
届かないかもしれないけど、思い出をありがとう。
いつか、どこかで。
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